とても短い小説なので、たぶん2~3度読んでいる。

今回は、「人間失格」を観てきたので久しぶりに太宰治を開いてみた。

 

本当にろくでもなくて、かかわりたくないタイプの男なのになぜか息苦しく切なくなるのは、きっとこの人の魅力なのだろう。

実際に会ってみると、どこか惹かれるものがきっとあるのだろうと思う。

 

どこの夫婦でも繰り広げられているかもしれない何気ない会話。

その中で、私をこんなに切なく息苦しくさせるのはさすが、やはり魅力的な作家だとあらためて思う。

 

でも、息苦しくなるからたまにでいいかな。

 

「桜桃」子供たちに食べさせてあげて欲しかった。

 

 

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