ユリゴコロに続いて沼田まほかる2冊目。
こちらも映画を先に見てからなので、内容は把握済み。
十和子のひどい暴言が読んでいてしんどくて、重い気分になりながらも読み進めた。
悪いやつが多すぎる。
陣治の愛情が深すぎる。
なんとも気分が重苦しく、読むのがしんどい作品だった。
読み終わってぐったり。
文庫本版を読んだのだけど、解説がとにかく泣けた。
本編では泣かなかったのだけど、解説で泣いた。
「これを恋と呼ぶのなら、私はまだ恋を知らない」
私もです!
こんなに気分が重くなるのに、また読みたくなるのが沼田まほかるの魅力。
そして、私はやっぱり解説付きの文庫本が好き。
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)
741円
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