５０年

快晴だ　歩くのは暑いくらいだが　気持ちは良い　近くの山中のダムを見に行ったら　土が一杯になってあふれている　このあふれた砂が　我が家の田んぼに　流れはいったのだ　もしダムがなかったら　えらいこっちゃなぁ　　と思った　田んぼだけでなく　近所の家まで土砂で一杯だろう　山が崩れたのだ　ゴルフ場の幼稚園のコンクリート塀が道に倒れて通行止めになっているのを見てから　近くの我が山を見に行った　こちらは異常なしだ　結婚して間もなく　ばあちゃんと２人で植えた檜が立派になっている　当たり前だ　５０年ほど経つのだから　立派な成木になって当たり前なのだが　改めて良くなった木を眺めて満足した
ばあちゃんのマッサージの最中に　会社のO君が来た　来年４月に　創業６０周年記念式典をするが　創業間もないころの思い出話の記録取材がしたいので　お願いしますとのことだった　８期の入社だから古い生存者になってきたのだ　忘れて忘れて認知症気味で　さて何が思い出せるかなぁ　月日の経つのは早いものだ
中秋の名月が冴える　東の山から上がってくるのを　ばあちゃんも　しっかり見て　二人で満足の会話をした