築90年の古民家を改修した、古き良き物が残っている素敵な宿でした✨
欄間も窓枠一つにしても職人さんの手が込んだもので、宿主さんの説明はその家に対する愛が溢れていました✨
気さくで面白い宿主さんで、初対面の人には身構えしまう私ですが、思ったより肩の力が抜けて楽に話せました。
家の中を案内してもらった後は、荷物を置いて早速縁日へ向かいます。
徳島県日和佐市の大浜のそばにある日和佐八幡神社は、まず立派な御神木2本が迎えてくれます。
ここですでに感動✨
境内には大きな倉庫がいくつも並んでいました。
後から知ったのですが、それは秋祭りの御神事で使用する其々の地域のお神輿(太鼓台?)が入っているそうです。
日和佐の秋祭りは町内8地区が参加し、2日間に渡って行われる大きな御神事。
今日は日和佐の地域の方々が出店し開催されている小規模の縁日で、境内では子供達が好き好きに太鼓を叩いたりと、ホッとするような心がホンワカ暖かくなるものでした。
初めまして!お邪魔してます。
本殿の右側には金神輿
普段はシャッターが下りているそうです。
日和佐八幡神社の神様にご挨拶を済ませたら、日和佐ビール、焼きそば、おでんなどを購入し、縁日用に用意されていたテーブルと椅子に着席。
地域の暖かな雰囲気を感じながら食べて飲んで、幸せをお裾分けしてもらいました。
もうしばらく楽しんでいたかったけど、宿のお風呂が21時までと書いてあったので、早めに帰宅することにしました。
お風呂を頂き、部屋に帰ってコンビニ惣菜で第二部の始まりです。
明日の早朝に家を出るので、宿主さんとは夜でお別れとなります。
なんとなく、もう少し話しをしてみたいと思っていました。
私にとって異例中の異例で超超超珍しいことです。
そもそもゲストハウスに泊まることもあり得ないのですが…
夫も話したいと感じていたけれど、暑いなか朝から縁日の準備で少し熱中症気味になったと聞いていたので遠慮しました。
宿主さんも私達を気遣ってグイグイ来ない感じでした。
時間が過ぎて10時か11時か忘れたけど、2人してトイレに行きたくなり1階に向かいました。
そしたら、トイレの横にある部屋で宿主さんが寛いでいて、少しお話ししたら楽しくて会話が止まらなくて。
宿主さんが「呑みますか」と言ってくれたので、3人で第3部が始まりました。
気楽に話せる雰囲気は、宿主さんの心遣いでもあり、それを見せない優しさと柔らかさと頭の良さが私の緊張をほぐしてくれました。
いつもより呑んでいたのもあって「普段はゲストハウスに泊まらないし、ココが初めてだ」と話したら
宿主さんが「呼ばれましたね」という言葉を使ったのでので、そっち系も話せる方だとわかり、ますます心がオープンになりました。
行き先を決める時に呼んでくれる所があればソコに行きたいと思っていたので、その言葉が嬉しかった。
宿主さんいわく、海外の人向けで日本人でエアビーで見つけて宿泊する人は少ないそうです。
しかも、母屋と離れがあるらしく、私が見つけた時は母屋しか出てこなかったんだけど、その日は離れも空いていたそうです。
離れは、お部屋にバストイレがあるので知っていたら絶対そっちを予約しています。
見つけられなかったのか、出てこなかったのかわかりませんが、色々と不思議な事が起こっています。
宿主さんの日和佐愛を聞き、日和佐のオススメの食べ物などを教えてもらいました。
色々と冷蔵庫から出して味見させてくれたり、手作りのみかんのお酒、チューハイに冷凍のスダチを入れてくれたり。
難しい仕事の話から軽いスピの話しもあったり、本を紹介してくれたり、貸してくれたり。
呑んでいたので思い出せないこともあるんだけど、とにかく面白くて気がつけば夜中3時過ぎ😅
この私が、初対面の人間とスッピンさらけ出して夜中まで話し込むなんて信じられません。
しかも、夫は秋祭りのご神事に参加して神輿をかつぐ約束をし、2泊する予約をその場で入れました。
秋祭りの日は襖越しの隣の部屋は宿主さんの友達が宿泊することになっています。
人と関わる事が苦手な私はドキドキしてますが、この不思議で面白い縁をありがたく繋げていたいと思っています。
夫は後先考えず呑んだ勢いで約束して、後から「無理でした」と断るパターンもあったりするので、その場で2度念を押しました😅
ヘルニア持ちで膝を痛めてるのもあるし、秋から仕事が忙しいはずなのに休めるのかと、まだ少し心配です😅
さすがに1人で行く勇気はないです💦
宿主さんは勘が鋭く博学で話が楽しくて、何より人間性が良かったから疲れませんでした。
心理学的な事も心得てる方だと思いますが、勘の良さはそれだけじゃないと思います。
まだまだ話をしていたかったくらいでした。
続きます。
では