パン屋さんのオ-プン祝に友達と奈良へハ-ブの独奏を聞きに行った。
30人ほど入れる程よい高さの木造の建物で落ち着ける雰囲気である。
ドレスの奏者が包み込むように抱く金色のハーブがまぶしい。
誰もが聞いたことのある曲は、巧みな間奏で次々と移行されていく。
奏者は手を休めて,国連の仕事に携わっていて不幸な子供の事を少し話された。
落ち着いた優しい声である。様々な弱者の不条理を見ておられるのであろう。
ハーブは奏者の全身から響き空間は音で染まっている。
演奏が終わったとき私は空しくなっていた。音の世界に酔っていたのだろう。
音を生み出し楽譜にする人、夫々の楽器で演奏する人、歌う人などのおかげで感動出来る音楽が聞けるのである。そういう人への羨望と尊敬は今も変わらない。
私は何の特技も無いけれど、音を感じるというすばらしいことを天から授けてもらったと思っている。
自身で在ることを感じさせてくれる私の宝である。
今日は美しいハーブの演奏をありがとう。
