先日観たドキュメンタリー映画、
『ホームレス ニューヨークと寝た男』。
これはかなり考えさせられました。
考えるというよりも、わたしの中で
どこかに羨ましさもあったのかもしれません。
けど、、、ここまで潔くはなれない。
高価そうなスーツ、日々スタイリッシュなコーディネート、
スマートな身のこなしのこの画像の男性。
実は・・・ホームレス。
これから観ようと思う方の為に
あまり細かくは内容を書かずにおきますが、
安心して眠れる部屋に費やすお金よりも
スタイリッシュに自分の人生を演出することに
お金を費やす。
観ていると、
「そういう生き方もそれはそれであり」
そう思えました。
というか、自分と違う生き様であっても
ご本人が納得していれば
それは「あり」。
潔さの中に見え隠れする不安と、
その不安を払拭するがごとくの日々。
主人公のマーク・レイは
わたしと同年代。
だから余計に、
彼の夢見た先がわからなくもありません。
わたしたちの若い時期、
そういう時代でしたから。
彼はその夢の中でずっと生きているのかもしれませんね。
世界的コロナ禍の今、
マーク・レイはどうしているのだろう、と
ふっと心配になったわたしです。
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