台風の雨音に音階はないから、こんな日は思い出を辿りながら
大好きな安部さまの歌声を。
この歌を耳にしてると、その昔、遊び慣れた六本木の夜を思い出す。
白々と明けて行く空とか、あの街の夜明けの匂いとか、サイレンの音とか。
思い出は色褪せないものですね。
漂いながら堕ちて行くって経験、もうないだろうな^^;
女はいくつになっても、恋の匂いを忘れずいたい生き物なのかも。
前を向いて頑張ろうって歌より、
こういう歌が心をなだらかにしてくれる日もあるものです。
足止めを食らわせる台風のこんな日は、
思い出を辿る時間もいいかな。