最後の抗がん剤投与終える | フォトグラファーSayoの乳がん日記

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09年4月,浸潤性乳管癌を告知される//リンパ転移あり//トリプルネガティブ患者//術前化学療法CE4クール+TC2クール→癌肥大によりCE2クール//09年10月,部分切除+リンパ切除//09年11月,右膝骨・肝臓・肺転移 右膝に放射線照射//09年12月,パラプラチン投与開始

2009年9月17日。


最後の抗がん剤投与を終える。

回数にして計8回。


ここまでくると、

副作用にも身体が慣れてくる。


投与直後の吐き気・味覚障害・躁鬱状態などは

相変わらずだが、

『これぐらい耐えられる』

という気になる。


慣れるとはこういうことか。


あまり慣れたくないけど。


でも、術前化学療法はもう終える。

いよいよ手術が近づいてくる。


手術前にもう一度、

MRI・CT・マンモグラフィー検査をし、

手術の詳しい状況を知る。


乳房を温存できるのか、できないのか。

右腕のリンパをどの辺りまで切るのか・・・。

など。


来週にはわかる。



今、少し疑問に思っていること。


ガンが相変わらず痛むこと。

ガンがとても赤みを帯びていること。


先生に聞いてもあまり納得のいく答えが

返ってこない。

先生にとっても計り知れないことなのか。



そしてガンが大きくなっていること。


私の右胸を侵食していくかんじ。

まるで大きさの違う胸が3つもあるみたい。


ガンを小さくするはずの抗がん剤で

なぜ大きくなるの?



なぜって。

そんなんわからない。

わからないことをぐだぐだ邪推したところで

いいことがない。

自分を苦しめる一方だ。


そうとなれば、

楽しいことに気分を転ずるしかない。



そろそろ涼しい頃。

茶髪ショートウィッグから、

ロングパーマウィッグにでも

かぶり変えようかなー。


今まで髪型に

あまり執着したことがなかった。


うん、髪型が変わると

気分いいー。