ビンで始めるビオトープ

ビオトープを始めてみたいけど…

なんだか準備や道具を揃えるのが大変そう…

でも、始めてみたい…

何か飼ってみたい…

 

そんなあなたにご提案

ビンで始めるビオトープです

ビンで始めるって?何が飼えるの?

色々ハテナが飛ぶかもしれませんね

 

百聞は一見にしかず…写真2枚をご覧ください

エビと魚、水草も2種類見えていますね!

他にも、オタマジャクシ、タニシ、浮草も入っています

魚はフナの稚魚です

多分10匹くらい入っています

 

さらに目を凝らすと…

エビの赤ちゃんまで…w

エビの繁殖も可能です

 

では、用意するもの…

密封ビン4リットル用です

もっと大きなものでもいいですが…

この4リットルのものでも完成すると6kgぐらいになります

ご自身の腕力と相談してください

 

あとはメダカ用のソイルを1kgほど…

瓶の底に4〜5cm敷き詰めるので…

別に小粒の赤玉土でも構いません

私は、黒っぽいソイルの引き締まった感じが好きなだけですw

 

あとは、水草や浮草、流木などをお好みで…

水量は限られているので決して詰め込みすぎないように!

水を張って生体導入までは1週間ほどあけてください

 

この瓶を使ったビオトープは濾過器は用いません

設置場所もベランダや軒先を想定しています

日中5〜6時間程度日光にあたるところを想定しています

 

こんな感じです

雨が降ったら雨の当たらないところへ移動

夏の酷暑の時は午前中に少し陽に当てる程度、あとは日陰で

陽の傾きで日当時間が減ったら長く当たるところへ移動

季節に合わせて移動させます

取っ手がついているので持ち運びにも便利ですw

 

うちは、フナの稚魚を泳がせていますが…

この構成でメダカなら2〜3匹

アカヒレなら4〜5匹は飼育できます

これに加えてエビは、ミナミヌマエビを数匹

 

水質浄化を兼ねてタニシを1匹

タニシは極端な緑水になることを防いでくれます

他にも有益な働きがあるのでお勧めです

いなくても大丈夫ですが、緑水化するかも

緑水化すると観察できなくなります

 

蓋は、しません

酸欠になるので…

アカヒレなら屋内設置でもうまく飼えるかもしれませんが…

メダカの場合は屋外設置にしましょう

風が入ってくる窓際ならメダカでもいけるかも…

まあ、基本屋外ビオトープです

 

陽の当たるところで水がキラキラしているのは癒しです

瓶の中の小さな世界は見ていて飽きません…w

 

メダカが産卵しても限られた容積なので…

親に食べられてしまって増える可能性は低いです

増やしたいなら卵の段階で隔離しましょう

 

管理は…

餌は与えすぎないこと

水は減ったら足し水するだけで大丈夫ですが…

生体の調子が落ちるようなら週一で3分の1換水

 

簡単に作成できて場所も取らない

電力も食わない

上見だけでなく横見もできて観察が容易

エビなら繁殖も楽しめる

 

いかがでしょう?

ビオトープ、興味あるけどなあ…

お金かけたくないしなあ…

そんなにマメじゃない、むしろズボラだしなあ…

 

そんなあなたはビンでビオトープを初めてみては?