無事に、家にたどり着いたものの

うちは、古い2階建てのアパート。


父親方のばーちゃんの持ち家で

4軒入ってるうちの、2階部分2軒はうちが使っていました。

下の1軒は、階段側の手前が、ばーちゃんちで

奥が、貸してる状態でした。



うちの階段、鉄階段で結構急で普段の上り下りも大変なくらいで

その日の私にとっては

更に大変。


昼間なら、カーテンが開いていて

ばーちゃんの家から、誰が階段を上っていったのか

すぐにわかる状態。

でも、その時は夜。

カーテンが閉まっていて、私の姿なんて見えるわけもありませんでした。


今思えば、上るのが大変なら、

何で、ばーちゃんに助けを呼ばなかったのだろうと思いました。


私は、とにかく上らないと・・・という気持ちが強かったのか

一生懸命上りました。

でも、手の力が入らなくなってしまってる今・・・

手すりを掴んで上がりたくても、使えない。


何段か振り絞って上って、何度転げ落ちたことか。

その時の状況ははっきりしてませんが

とにかく、何度か転げ落ちた後(幸い、上の方からは落ちなかったようです。)

上まで登りきり・・・・・・・・・更なる難関。



病気③