小さな子どもに「ねぇ、今日の夕飯何がいい?」と聞いてるお母さんを時々、スーパーなどで見かけます。
毎日の献立選びが大変な気持ち、分かります。
それと、家族においしいご飯を食べてもらいたいと考える気持ちは素敵ですね。
しかし、その会話は栄養士としては「ちょっと、待った~」と言いたくなります。
なぜなら、子どもに食事の決定権を与えすぎるのは、健康上よくないからです。
子どもの好きな食べ物は、カレーライス、ハンバーグ、から揚げ、オムライスなどで、子どもに聞くとどうしても栄養が偏ってしまいます。
また、小さい子どもであれば尚更、知っている料理が少ないので、聞かない方がいいのです。
「子どもが肉が好きだし、成長期だからほとんど肉料理をしている」ということも聞きます。
子どもの嗜好に合わせる必要はないので、魚料理を出してほしいものです。
小学校でも好き嫌いがある児童は多いのですが、今は給食を減らせる時代なので、もどかしいです。
昔は、「残さず食べなさい」でよかったのに・・・。
現代は、なんでも甘やかしすぎだから、社会に出たときに困るんだろなと思います。
子どもの将来のことを考えて、愛情を持って、厳しくすることも必要かなと感じます。
嫌いな食べ物を拒否する子どもに一言
「あなたは嫌いかもしれないけど、あなたの体には必要だから食べなさい!」
とかどうでしょう?なかなか難しいですかね。
そんなときは、料理が一番。
自分で作った料理なら、嫌いなものでも食べられるみたいです。
さらに、料理教室だと、他の子みんなが食べているから、雰囲気で食べられるようです。
子どもって不思議です(・ω・)/