こんばんは
昨日、寝つけずにつけたテレビでやっていたのは
映画監督 小津安二郎の特集番組
「生誕120年・没後60年 小津安二郎は生きている」
でした。
番組の中で取り上げられていた
小津安二郎監督の言葉で印象的だったものを紹介したいと思います。
なんでもないことは流行に従う
重大なことは道徳に従う
芸術のことは自分に従う
ストウリイそのものよりも
もっと深い〈輪廻〉というか〈無常〉というか
そういうものを描きたいと思った
俳句は一つの景色なり情景なりをたった
十七字にまとめます
そしてひろがりと余韻を残しますね
映画と云うものはその長い物語なり出来事なりを
僅か二時間足らずで映写してしまうだけにまとめるのですから
俳句と似てるる様に思ひますね
たまたまですが、趣味である俳句のことに触れた発言があり
俳句を作る上でのヒントのようなものをもらえた気がしました
流行、道徳、自分、、
何に対して、どれを尊重するか、、考えさせられました。
自分に従う、、
何かを創り上げるとき、自分を従わせるほどの『自分』が私にはいるのか、とも。
小津安二郎の映画をちゃんと観たことがなかったので、
なにかの折に公開された時には劇場に足を運んで見に行きたいです。