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おはようございます(^ ^)
そろそろ5月にある母の日が近づいてきましたね
母の日のプレゼントとして最も人気の高いのが「カーネーション」ですが、その発展の経緯や名前の由来など、意外と知られていないこともたくさんありますよね
今日は、そんなカーネーションにまつわるいろいろなお話をご紹介します
カーネーションとは?
フリルのような愛らしい姿と豊富な美しい花色で古くから愛されてきたカーネーション
古代ギリシャでは、その可憐な花姿と清らかさから“神に捧げる花冠”としても使われていたそうですよ
カーネーションの語源は、花が肉(carn)の色に似ていたことに由来するという説や、戴冠式という意味の「coronation」が転訛したとの説、また、シェイクスピアの時代に冠飾り(coronation flower)として使われていたことに由来するという説など、いくつかの語源説があります
また、カーネーションは“神の花”を意味する「Dianthus」という学名をもつことでも知られています
カーネーションの原産は西アジア地中海沿岸、南ヨーロッパとされており、中世には小説や詩、また彫刻や絵画などでもその美しさが描かれるようになりました
ちなみに上の絵は「カーネーションの聖母」といい、イタリアの巨匠であるレオナルド・ダ・ヴィンチが中世の時期である1473年から1478年ごろに制作した絵画です
絵の中央にあるのは聖母が見つめる赤いカーネーションで、聖母はやや憂鬱な表情でカーネーションをキリストに差し出し、キリストもまた受け取ろうとしています
その赤い色は受難の血を表し、母と子すなわち教会とキリストの神秘的な結婚を示唆しています(赤いカーネーションは婚約を意味する)
キリストは自身の悲劇的な運命を受け入れたことを象徴しているかのように、父なる神のいる空を見上げている絵となります
文学・芸術の分野でも広く愛されてきたカーネーションは、その後、ヨーロッパを中心として多く栽培されるようになりました
そして、フランスのある園芸家により、19世紀に現在のカーネーションが生み出されたと言われており、20世紀には「温室カーネーション」が、アメリカで栽培されるようになっていきます
このような長い発展の歴史をもつカーネーションですが、日本でポピュラーとなった経緯はどのようなものなのでしょうか
カーネーションが日本へ降り立ったのは、古く徳川時代になります
オランダの船によりもたらされたことで、当時は「オランダセキチク」「オランダナデシコ」とも呼ばれ、その甘い香りと可憐な花姿から「ジャコウナデシコ」という和名も存在しました
(↑新宿御苑)
日本初のカーネーションは、明治35年、新宿御苑にて生まれたと言われています
現在では新品種も続々と生みだされ、近年は切り花だけでなく、鉢植えの品種もかなり普及してきていますね
いまや母の日の定番となったカーネーションですが、こんなにも長く古い歴史があったのですね
さまざまな花言葉をもつカーネーションですが、代表的な花言葉としては「母への愛(赤)」「母の不滅の愛(ピンク)」「感謝(ピンク)」などがあります。カーネーションは、まさに母の日のプレゼントにぴったりの花といえるでしょう
これからカーネーションや母の日の特集をしていきますのでご期待くださいね
それでは、
See you next time
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