ただ今、4クール目の真っ只中です。



今回は、リツキサンとメソトレキセートが初日に。

その翌日に髄注があった後から、キロサイドがスタートしました。

キロサイドは20ml/hで、まるまる5日間持続点滴になります。



最初の2クールは、姫の状態が悪過ぎて、粘膜炎症状でモルヒネまで登場したけれど、3クール目はあっという間に終わって拍子抜けした状況でした。

だから、先生達とも、4クール目もきっと大丈夫そうだねと話していたのですが。。。



投薬2日目にして高熱チーン



食欲旺盛で、出された食事は全て完食していた姫が、突然、眠たいから寝るって言い始め…そして、目が覚めた時には、39℃超えでした。


キロサイドは発熱する事が多いって聞いていたし、今は血球もある、CRPも上がってる訳じゃないし、だからそう言うもんよねと、安易に考えていた私。


『39℃を超えてきちゃったんですよね〜』と、ちょうどPICCの消毒に来られた先生に、軽い感じでお伝えたところ、消毒も忘れて、血相を変えてお部屋を出て行かれましてガーン

戻って来られた先生の手には血液培養ボトルが握り締められていました。


そんな訳で、菌血症かもしれないと、慌てて血培用の血液を採取し、キロサイド投与は一旦中止になりました。

そして、メロペネムという強い抗生剤が開始に。


朝の採血では、CRPは0.08だったけどな…。

でも、時間差があるからそういうものなのか???

と、疑問も抱きつつ、翌朝の採血結果と、熱の経過を見ることになりました。


そして翌朝、熱は37℃後半から38℃ぐらいで、CRPは、0.16。


やっぱり、キロサイドの副作用の方が強いのでは?と思ったけれど、ステロイドと、なぜか予防的投与としてメロペネムをそのまま続行する事になりました。


低菌の状態でもないし、炎症反応も問題になる状況ではないのに、そんなに長くメロペネム???といささか疑問も湧きますが、でも姫の身体を考えての方針だから、受け止める事にしました。



それよりも、利尿剤問題雷


心臓移植後だからというそれだけの理由で、ダイアモックスという利尿剤に上乗せして、ラシックス25mgが3回点滴投薬されるのです。

痩せ細った姫の身体に、追い討ちをかけるように、水分を搾り取られ、インアウトバランスは、連日マイナス500-1000cc。


ある日の尿量6900ccポーンに対し、輸液3600cc+飲水量1900cc。マイナス1400ccですよチーン


潤いをなくした姫の皮膚は、粉がふいていて、飲んでも飲んでも口渇が続きました。

スタッフも、何故こんなに水分を引く必要があるのかと思っているようだったので


血液腫瘍の主治医に、ハイドレーションによる心臓負荷を心配しての時期なら何も言わないけれど、治療が終わったら、利尿剤を減らして欲しいと、直談判笑い

すると、循環器の先生に相談して決めてる事だから減らせないと。


入院してから一度も心機能のチェックもしていないどころか、ベッドサイドに来ない循環器の病棟担当医が姫の尿量を把握して利尿剤の指示を出しているとは思えず、直接、循環器のトップの先生に窮状を訴えたところ、即効減量になりましたニヤニヤ



今まで、バランスがマイナスになり過ぎていると訴えてきたのは何だったのか…

姫の潤いを返してやって欲しいです悲しい