忘れられない1日

秋晴れの空の下で開催された運動会は

姫にとって、初めての行事参加でした。

出場する競技は

感染管理面、体力面、日焼け対策など色々と考慮して

事前打ち合わせの上

三競技だけに絞ってありました。

全体での体操から始まり

かけっこがスタート

みんなの体力に追いつかず、最下位になっても、健気に一生懸命走り続ける姫の姿を見ていると溢れ出る涙を堪える事ができず、ばあちゃんと2人で号泣してしまいました。

玉入れは

遠くに投げるということができなくて

一個も玉は入りませんでした。

一等になれなくても

体操や玉入れがうまくできなくても

私達には十分すぎるほどの

奇跡の連続です。

数々の試練と危機を乗り越えて…

今があります。

今日の日はドナーとそのご家族が

姫に命の贈り物を下さったからこそ

迎えることができた1日で

姫や私たちを支えて下さった

多くの方々のお力があって

過ごせた1日です。

そんな1日は、家族にとっても

一生忘れられない日となりました。