姫の元に小さな男の子がやってきてくれた日
その日から、一年が経過しました
姫の中に息づくもう一つの命が
元気に鼓動を続けてくれてるいるお陰で
今の姫がいます
どんな家庭に生まれ
どんな環境で育ち
どんなお顔で
肌の色や目の色が何色だったのか
何にも知らない
もう一人の我が子
でも、愛しくて愛しくてたまらない
アメリカ人ご夫婦の赤ちゃんだったから
日本語ばかりだと心細いかなと
時々、姫の胸に手をあて
英語で話しかけてみたりしているママン
側から見たらおかしな光景かもしれませんが
もう一人の我が子との対話なので許して下さい。
しつこいと思われる程の愛情を
これからも、どんどん注いでいきますよ。
楽しい遊びをたくさん経験しますよ
色んな景色をたくさん見に行きますよ
二人共、覚悟していてね
こうやって1年目を無事に迎えられた事に
心から感謝したいと思います。
姫を助けるめに
一生懸命になってくれた友のお陰
募金をして下さった多くの方々のお陰
姫やママンにエールを送って下さった方々のお陰
命のバトンをしっかり繋げて下さった富山や大阪、ピッツバーグの医療スタッフのお陰
そしてドナーと、ドナーのご家族のお陰。