3月8日
約2年という姫と歩んだ長い道のりに
一先ず終止符を打つことができました。
諸事情があって、人手が確保できるママンの実家に戻る事になったけど
痛い処置や検査に怯えなくても済む
白衣やスクラブを着ている人を見て泣かなくても済む
心から安心して過ごせる場所には変わりないですから![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
おうちで、のんびり、姉や兄に揉みくちゃにされながら楽しく過ごし
そしてまたお腹いっぱいご飯を食べて
ゆっくり誰にも邪魔されることなく休めたらいいなと
ママンは思います。
本当はね、もう少し入院が必要だったのだけど
姫にとって病院はストレス源の宝庫だったようで
帰国してから、日毎食欲は低下。
水分すら自ら取ろうとしてくれなくなり
食事量低下と脱水で
免疫抑制剤の血中濃度が
ジェットコースターのように乱高下。
ピッツバーグにいた時の半分量ぐらいしか免疫抑制剤を飲んでいないのに
それでも血中濃度が高くでちゃう有様
そんな状況だったので
姫のトラフ値が目標の値を2回クリアしたところで
トラフ値;免疫抑制剤の血液中濃度が最も低下したところの値で、通常8~9辺りを目標にしている
先生と相談して退院を決めました。
ピッツバーグで飲んでいた量の約半分で調整しているということは
きっと、お家に帰ったら
ストレスフリーになって
ご飯をパクパク食べ始めるだろう
そうしたらどっちみち、トラフが下がり
再調整が必要になるはず
だとしたら、普通に生活しながら
薬の調整をしてもらう方が良いなと
思ったから。
だから・・・。
これ、帰省の途中に立ち寄ったサービスエリア
何だったの???
と言うくらい、美味しいぃ~を連呼して
お子様ランチとオレンジジュースを堪能していらっしゃいました。
移植は終わっても
『拒絶反応』『感染症』というものが常につきまとう、別の闘いが
これから一生続いていくけれど
ママンの周りでチョロチョロ元気に動き回る姫の姿に
もう一人の愛しいママンのチビ王子を重ね合わせ
2人を大切に大切に守っていきたいなと
思っています。