Allegheny County Airport

ピッツバーグの地に初めて降り立った空港の名前

退院して、新聞に掲載されて初めて知りました。

着陸して、機体の横のドアが大きく開いたと思ったら

既に、大きな救急車が二台スタンバイ

一台は、姫、ママン、doctor、nurse

もう一台は、他のスタッフにオット+荷物

ストレッチャーにママンが寝て

やっぱり、その上に姫が来て

そしてシートベルトをガッチリされ

出発~!

途中の車内が異常に暑くて

暑がりの姫はぐったり

アイスパックを使っても、そのぐったり度は増すばかり

そのうちママンも気分が悪くなり

撃沈しそうになってたら

同乗していた2人が

サイレンを鳴らせ~!!!

と指示を出し

そんなに急がない救急車は、本当に半端ないスピードで走り始めました

サイレンを鳴らして走らせる事

約10分???→忘れた~。

無事に姫がお世話になるChildren's Hospital of Pittsburgh of UPMCに到着しました。


到着早々

姫はCICUという循環器集中治療室へ

暑さでぐったり

脱水でぐったり

眠くてぐったり

疲れてぐったり

4拍子揃ってしまった姫は

とにかく不機嫌で

大好きなオッパイももらえないから余計に…。

でも、そんなことは御構い無しに、次から次へと検査、検査、検査

バイタル測定に始まり

サチュレーションのセンサーを手のひらにぐるりとつけられ

胸部レントゲン写真

心電図

容赦なく進められる検査に姫は大泣き

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心エコーは、安静時のものをチェックしたいと

ルートから鎮静剤を静注し

一瞬、姫が笑ったと思ったら呼吸を止め

いっきに唇はムラサキのチアノーゼ

呼吸止めてる!

って伝えたら、慌てて酸素マスクが…。

もう、大丈夫なのか既に不安になるママン。

一連の検査が終わり

しばらくすると

今度は、全身麻酔下でPICCラインという心臓まで到達するカテーテルを右上腕の下から入れるって 事で

ベッドのまま造影室に

日本ではあまり馴染みのないPICCラインですが

こちらでは当たり前のようで

採血を頻繁にしなければならない場合

それがストレスにならないように

苦痛を感じなくてもいいように

そこから採血するのです。

ちなみに

日本なら、ヘパリンが静注で流れていても

採血は通常、よっぽどの事がない限り週に2回

でも、ピッツバーグはね 

4時間ごとにするんです

INRの値が安定するまで…。

姫は体が小さいから、あっという間に貧血になったのは

言うまでもありません。

ピッツバーグ生活はスタートしたばかりなのに

日本と全く異なる様々な方針に

一抹の不安を隠せないママンでした。