先日、TB企画に参加した際に柚月さんが気になるコメントを下さいました。
許可が出ましたので、一部引用させていただきます。
柚月さん、ご許可をいただきありがとうございました!
>今の状態でも日本には十分軍事力はあるのですから、改正賛成派が言う「敵がせめてきたら」という事態にもそこそこ対応できると思うのです
ここなんですよ。
賛成派は「軍」という形が欲しい。
実質、「軍」と同様の力を持ってしまっている自衛隊を、軍ではない、9条2項で明文化をすべきでないと主張する反対派の心情を理解しがたいんでしょう。
双方の言いたいことは全部ではないにしろ、理解できます。
あくまで、現在の憲法は理想論なんです。
賛成派はよく言いますよね、理想を追いかけてるだけじゃ大事の時に対応できないって。
でもそれの何が悪い?と私は思います。
人類が成し遂げたくても出来ないことを明文化して、記録として(つまり憲法として)保存し続ける、この事に意義を見出して守って行きたい。
理想を追いかけることから得られるものも少なくはないはずです。
先日も北朝鮮がミサイルを打ちました。
100km程度の短距離だそうですね。
これでまた、改憲派が騒ぎ出すことでしょう。
そら見ろ、言わんこっちゃない、と。
敵としての焦点がロシアや中国に定まるときは、開戦前夜だと聞いたことがあります。
このまま猜疑の矛先が中国やロシアに繋がっていかなければいいんですが。
自分が信じて結局裏切られてしまったら、自分の見る目がなかったって諦めればいいじゃないの、とペシミストな私は思ってしまいます(笑)
人間ってそんなに悪いものじゃないのに、どうして怯えて疑い合うんでしょうね。