横浜の宜保さんの事務所で何度も鑑定していただいていた私達
宜保さんはイチゴの生クリームのケーキ🍰がお好きだったのでよく手土産に持参していた
宜保さんはいつもジャケットやスーツなどを着てきちんとした格好で綺麗にされていた
私が今まで知り合った霊能者の中で宜保愛子さんとロンドンのOwen Pottsさんが霊視については別格で、あのレベルの霊視ができる方には今のところまだお会いしたことがない
宜保さん亡き後、江原啓之さんにも姉の仕事関係からツテができて鑑定申し込みは可能だったが予約に2年待ちと言われ断念したため結局お会いしないまま
宜保さんとPottsさんの霊視結果は殆ど同じだった
2人とも本当に視える方だったので、占いでちょっと当たるとかそんなものとは全く違う
私が本物だと思う2人から同じ事を言われてしまうと、もう確固たるものとなってしまう
Pottsさんもいつもスーツを着て品のいい方だった
宜保さんもPottsさんも頭が良く教養があり、ただ視えるというだけではなく霊視内容もアドバイスもかなりしっかりしていた
宜保さんはあんなに視える方だったがとても怖がり。夜中寝ている時に、顔から血を流したり腕がない兵士の霊や色々な不成仏霊が助けてと急に宜保さんの枕元に出てくるとびっくりしてどんなに怖いかとよく仰っていた。
私はきょうだいの中で一番霊感が強いと宜保さんに言われたため修行したらもっと強くなるかと聞いたとき、「霊感があることなんか全然幸せじゃない。だからそういうのは望まないほうがいいわよ。」と仰った。
宜保さんは癌にだけはなりたくないと仰っていたが結局胃癌で亡くなられてしまった
ストレスが多かったのではないだろうか
鑑定後、部屋から出る時にふと振り返って宜保さんを見たことがある。その時の宜保さんは顔色がとても悪かった。
宜保さんが亡くなる数年前だったと思う
青黒い顔色を見たときに、鑑定後はやはりしんどくなるのかなと思っていた。
その時にはすでに胃癌があったのか、それとも鑑定後は疲れてしまうのか、助けを求めてくる霊にいつも付き纏われるからそんな顔色になってしまうのか、分からない。
部屋に入るといつも笑顔で迎えてくれた宜保さんだけど、和室に座ったままとても暗い顔をした宜保さんの姿はなぜか忘れられない。