今日は私事で長くなるのですが、もうすぐ手のリハビリを始めてから3年になろうとしていることを書こうと思います。
リハビリが始まってからを振り返っていたのですが、最初は20分も弾けば限界でした。
上腕がすごく痛くて、だるい感じが続いていました。
今思えば、筋トレもせずにひたすら弾いていたので、無理があったんだと思います。
整体に2軒くらい行って、整形外科も1軒行きましたが、いっこうに変わらず…むしろひどくなっている感じもしていました。
そんな中たどり着いたのが、肩の名医がいらっしゃったと聞いた地元の総合病院です。
腕が痛いから肩はあまり関係ないかも、と思いつつ、きっと名医なら原因を突き詰めてくださるかも、と思って受診。
そして、先生は原因を解明してくださったのです。
なんと腕ではなく、肩甲骨が問題でした。
それにはびっくりしましたが、元々姿勢が良くなかったので、肩甲骨と言われて納得しました。
リハビリが始まっても痛みもあまり変わらず1年くらい経ちましたが、異動で先生も2人目に変わりました。
そこから少しずつ良くなり、練習をしてもだるさは減ってきて、なかなかコロナ禍で本番も少なかったですが、今年は久しぶりに長めのコンサートをすることができました。
リハビリを始めたときに「2時間くらい練習で弾いても平気になりたい」と先生に言ったことが、今年は実現できたことが嬉しかったです。
長めのコンサートの前は練習もそれなりに増やしたので痛みましたが、先生のリハビリなら絶対安心できたので、精神的に楽でした。
本当に精神的なものと隣り合わせなので、よくなってこれば気持ちにもゆとりが持てます。
思った音が出ることが嬉しくて、弾けることが喜びでした。
今のリハビリの先生は、理学療法士界で有名な先生だそうで、海外でも学会で発表したり、論文を書いたりとされているそうです。
心強いです!いつも励ましてくださって、恩人だなぁと思います。
そんな、うまくいかないことが多い3年でしたが、最近は少し光も見えてきました。
今もまだ治療は続いていて、昨日もリハビリと、主治医による診察でしたが、よくなってきていて、次までに少し間を開けられそうです。
手を痛めたときにはもう人前で弾くことはないかも、とまで思っていたので、それに比べたら雲泥の差です。
手を痛めたことでよかったこともあります。
生徒さんが手を痛めたときに、よく気持ちがわかるようになったり、たくさんやらなくても効率よく練習する方法を見出すことが少しはできたかな、と思います。
何より、少し多く弾けた時に、弾けるっていう幸せを感じることができたのは、痛めて弾けない期間が長かったからだと思います。
私の実力は以前以上に劣りましたが、学べたことがたくさんで、気持ちにも大きな変化があったので、よかったと思います。
根底にあるのは感謝です。
日本は平和な国で、安心して生活できます。
来年はもう少し世界が平和になることを祈りつつ、少しずつ頑張ります。
以前より演奏はしなくなってしまいましたが、最優先したいことを考えながら精進していきます。
長くなってしまいましたが最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
今後もよろしくお願いします🙇♀️
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