出かけることがあまりできませんが、あたたかくなり、嬉しいです。
春はレッスンを一旦お休みされる方や、お辞めになる方、時間変更など変動がある時期です。
変更希望の方はお早めに。そして、すでに埋まってしまっている場合などにはどうしても対応できない場合があります。マンツーマンですので、各々時間が決まっていますので予めご了承下さい。
春や夏以降、受験生から、しばらくレッスンをお休みしたい、というご相談を受けます。
この選択はもちろん自由ですが、今まで見てきた経験からお話しますと、勉強に専念するからと休んでまた戻られる方と、そのまま戻られない方がいます。休まず受験まで続けた方もいます。
そして休んでとても良い方向へ向かう方と、逆にほとんど伸びなかったという方と分かれます。
ご本人のタイプにもよるかと思いますが、本人はとても忙しく大変ですが、意外と両立する努力をすることによって、両方ともが緊張感を保てて良いバランスで良い方向に向かう方はいます。
勉強に専念したい、しなければならない気持ちはよくわかりますが、逆にそれがストレスになっていては捗りません。
たまには息抜きしてほしいので、もしお休みされる方もたまには楽器の様子を見てあげてください。
楽器は生きています。機械ではないので、手入れをして、音を出してあげると楽器も元気になると思います。
そして、当たり前ですがレッスンがないとレッスンがある時のようには練習しなくなることです。
辞めても休んでも、家で弾く、と最初は思うのですが、それが、ほとんどの方が弾かなくなるのです。
レッスンという目標が目の前からなくなるので、特に練習する必要がありません。期限もないので、まぁ、またでいいか、となるのがほとんどだと思います。
だから、辞めてしばらくして弾かなくなると、しばらくして弾いても自分でも不思議なくらい弾けません。
別人?と思うと思います。
私もそうでした。風邪で1週間寝込んだ後、調弦をしようとしただけでその手がおかしい。
弾いてもいないのに、なんだろう?と思いました。
1週間でそうなるのなら、これが何週間、何ヶ月、何年と月日が経つにつれ、初心者に戻っていってしまう。
スポーツでもそうだと思います。体はすぐに鈍ると思うし、毎日やっているということがいかに現状を維持しているかがわかると思います。
少しでいいから弾けたらいい。少しでいいから何か弾きたい。
こんな気持ちがあれば、レッスン回数を減らすことにも相談に乗りますので、続けられる方法を私はご提案しますし応援したいです。
なんでも、辞めることはとても簡単です。
続けることが難しい。
辞めた先に何があるか。続けた先に何があるか。
よく考えてみてから決断してみてください。