激しい変化の中で徐々に楽になっていったのですが、
あからさまに楽になったのは旦那さんのことだった。
 
 
少し前に離婚騒動をしていましたが
もう本当に離婚しようと思って
父にもサインをもらった離婚届を
旦那さんに渡していました。
 
 
そこからなかなか返してもらえずでしたが、
こちらは離婚して自由になる気満々でした。
 
 
今も満々です。
 
 
時間が流れていく中で
旦那さんがもう変わるしかなくなったようで
本当に働くようになりました、わたしのために。
 
 
わたしは旦那さん周辺のことはもうやらないです。
旦那さんがそうであったように。
 
 
もう毎日、離婚したつもりでいようと、
旦那さん側の心配をすることをやめました。
 
 
 
 
とてつもなく楽になったし、
仲良くなった。
 
 
離婚騒動勃発の時から
毎日一緒にご飯を食べてるんですけどね。
 
 
でも、
離婚する気持ちが変わらないのは
許さないって決めたからです。
許さないことを自分に許した。
 
 
なんてストレスな日々だったんだ。
すんごーーーく引きで感じて
私に残っていたものは
旦那さんからの叱責と監視。
 
 
モラハラ夫のリールが流れてくるたびに
当てはまりすぎて
結婚を失敗したんだと思うと
辛く悲しく惨めでした。
 
 
でも同時に私自身の何がいけなかったのかって省みました。
 
 
別居婚になってから1年以上が経過し、
子育ても旦那の世話も辞めてるのに
あと何をすればいいわけ?と思っていました。
 
 
その状態でも殺意が湧くんです。
 
 
 
そもそもそもそも
婚姻関係を続けている以上
この殺意は収まらない。
 
 
だからもう、離婚するつもりでいようと思っていたら
なくなって楽になった感情が浮上してきました。
 
 
それは『心配』でした。
 
 
ご飯食べれているのかな?
支払いできているのかな?
何かに困っているんじゃないかな?
 
 
離婚するつもりになったら、
これらが消えて楽になっていました。
 
 
あーーーーーーーーーーー
私、旦那さんのこと、
信用してないんだなって。
 
 
旦那さんを子供にしてるから
旦那さんが子供になってるんだなって。
 
 
別居婚してから自由の身に慣れた
罪悪感からそんなキモい呪縛にかかってた。
 
 
なんでキモいかって、
追い出した快感を感じたのは私のくせに
心配してるフリをして
まだ奥さん、母親、嫁を気取ってる。
 
 
自分に吐き気がする。
 
 
 
モラハラ夫に関するリールの中で印象的だったのは、
仕事のできる女性は旦那の世話もできるんだって。
旦那の世話は業務として捉えるらしい。
これってうっかりやっちゃうんです。
 
 
私は別に自分のことを
できる女性だなんて思ってないけど、
 
 
起業してない女性でも、主婦しかしていない女性でも
旦那さんが外で仕事してくるから
同じように家で家事という仕事をする。
 
 
ここでうっかり旦那さんを子供にしてしまう。
ごくごく自然にです。
 
 
昔々、男に伝えてもわからないことは、
もっと丁寧に伝えるって聞いたことがある。
 
 
こうこう、こんな理由だから、
これをしてほしいし、これをしてほしくない。
とかね。いちいちちゃんと説明するといい。とか。
 
 
↑↑これ自体がもう、
旦那を子供にする行為なんだなぁと感じたのは、
つい最近、私が旦那さんに腹を立てることがあった時、
もう呆れて『◯ね』って冷めた目で一言放ったんだ。
 
 
そして私も目が覚めた。
 
 
あ。これで良くない!?
 
 
『◯ね』は、すべてが要約されてある本音です。
 
 
これがずっと言いたかったんだろうな。
伏字にしなければいけないほど、
言ってはいけない言葉と思い込んでいました。
 
 
その言葉を放垂れた旦那は、
豪速球で帰ってきて、
逆ギレすることもなく、
ごめーん!!!!と叫んでいた。
 
 
私が本音に自分で気づけなかったから
すんごーく言葉も多く、
いろんな人に相談しまくってしまった。
 
 
同時に自分からも言われてるようで、
余計なエゴが死んでくれました。
 
 
 
 
わたし、お母さんじゃないんだよね、旦那さんの。
お母さんにされたくないから完全に降りました。
 
 
これに耐えるのが結婚とか子育てって言うらしい。
だから結婚は墓場だと言うみたい。
 
 
でもわたし、一応起業家なんだよね。
旦那さんの稼ぎをあてにして
安心するために結婚したわけじゃないから
耐える必要ないんだよね。
 
 
田舎で結婚するってことは、
お互いの両親や親族との関わりで終わるわけじゃない、
淵の見えないコミュニティとの結婚で、
別に田舎じゃなくても子供を産んだら
学校の先生やPTAやママ友とか無限にあるじゃない。
 
 
そうゆうところに馴染むのも
ひとつの生き方なのだと思うけど
それができるのってかなりスペック高いぞ。
立派な社会適合者。すごいよ。偉大すぎる。
 
 
わたしは、無理み。
 
 
わたしなりに最大限、家庭の役割も
お金を使って外注しまくってきたのだけど、
コミュニティと結婚するのもよいけど、
子供が問題ばかり起こすのもよいけど、
結局は旦那さんとのパートナーシップ。
 
 
協力し合って家族を作るのが夢だったけど、
どうやあらそれは私にとって幻想だったらしい。
 
 
今もいつでも離婚する気で、
旦那さんを奴隷にしています。



 
 
私の会社は従業員も10人くらいいます。
 
 
その中で旦那さんがジョインしなくて
スムーズじゃないところがたくさんあったのですが、
今は、旦那さんが動いてくれるので
スムーズになったところがたくさん出てきた。
 
 
今、島の駅壱番館の2号店オープンに向けて準備をしています。
提出書類が多いのですが、全部旦那さんがしてくれています。
 
 
市役所、保健所、振興局、法務局、
営業許可申請、酒類販売許可申請、etc....
 
 
酒類販売許可申請って、
提出しなきゃいけない書類が50枚くらいあるんです。
※少なくても30〜50枚、多い場合100枚にもなるのだそう。
 
 
1日で全部やってました。
 
 
つい先日、某インフルエンサーで起業家の女性の旦那さんと
仕事のことでやり取りする機会があったのですが、
こちらの要求に応えたのが5秒だった。
解決までに5秒です!
 
 
は、は、はえーーーーーーーーーー!
ゾクゾクしてしまった。
 
 
あーーーーーーーーー
稼ぐ女の旦那は5G!!!
電波ビュンビュンしてるの!
 
 
稼ぎ方にノウハウがあるのなら、
ビジネスノウハウじゃなくて、
自分の在り方と旦那の扱い方だなって思った。
 
 
けちょんけちょんの奴隷でいいと思った。
それをすることで、
男らしさを消してしまわないかと思うのだけど違ったのよ。
 
 
有能で強くないと奴隷になれない。
サンドバッグも一緒。
そこに、信頼や尊敬もある。
 
 
信頼もなく尊敬もないから、
旦那を世話をする対象とみなし、
子供にしてしまう。
 
 
私の旦那さんがいつまで続くかわからないですけど、
離婚も結婚も自由に選べる私で
あり続けることには変わりないです。
 
 
吉野さやか