年末に

 

ただ家にあるだけのもの

置きっ放しになっているものを

 

捨てていった。

 


捨てたはずだけど

捨てられてなかったのが本だった。

 

何年もいっさい触れなかった本。

 

短大の時勉強していたノートや

教科書を捨てた。

 

 

 

 

いつか勉強し直そうとか

思っていたけど

でも一度も開くことがなかった。

 

 

あると安心する。

 

 

過去にこんだけ勉強してきたんだ。

(わたしには知識がある)

 

わからなければいつでも

ここから調べられる。

(古い材料の中から)

 

 

でもその安心は怠惰でしかなくて

動かない言い訳にしかならなかった。

 

 

古い本で本棚はいっぱいで

新しい本は増えないし

 

知っている気でいるから

新しい知識をいれる気にもならなかった。

 

 

そんな安心に成長は見えない。

 

 

それが仕事の仕方にも出てきていた。

 

新しいことを知ろうとせず

 

去年はどうやったのか

じゃあ、それと同じでいいか

 

前回はどうやったのか

じゃあ、ちょっと変えればいいか

 

って、そんな風になっていた気がする。

 

 

時代は変化してるのに

 

なぜ思考をアップデートしないのか

なぜ昔の情報を当てはめようとするのか

 

 

今、必要なら

今ある情報から得た方がいい。

 

今、考えて

目の前の現実に役立てるほうがいい。

 

 

目の前の子どもたちが

より楽しく1日を過ごせるように

 

今、何ができるのか

 

ワクワクしながら考え

 

やったことがなくても

試して経験していく方が楽しい。


わたしにはそれが性に合ってる。

 

 

 

 

今までやってきたこと

今まで持っているものに執着して

 

今を、これからを生きれないのは

嫌だなと思う。

 

それなら

いったん無くしてしまえばいい。

 

 

何もないって

 

今自分に何があるのかを

知るチャンスだと思う。

 

等身大の自分って

どんなものなのか。

 

 

何もないからこそ

 

 

今のわたしは

 

何を知っていて

何を経験してきて

何ができるのか

 

何をしたくて

何を思っていて

どんな可能性を秘めているのか。

 

 

今、あるものに気づく。

 

 

それは

 

奪われることもなく

無くなることもなく

 

生きている間

ずっと共にある富。

 

 

自分という富。

 

 

さらに自分に戻りながら

その富を拡大していこう。

 

 

好奇心のままに

 

好きなものを好きなように。

 

 

と、いうことで

今年もよろしくお願いいたします。