わたしのクラスの男の子に
中島みゆきの「空と君とのあいだに」
を歌う子がいる。
 
2歳で日本語も言えるようになってきて
 
そらーと、きみとー、のー
あいだー、には
 
ってよくよく聞いてみると歌ってる。
 
おばあちゃんの部屋でよく音楽を聴いてて
覚えてしまったみたい。
 
 
歌詞の中に
 
『憎むことでいつまでもあいつに縛られないで』
 
っていうところがあってさ
そうだよねぇって思ったの。
 
 
...
 
 
いつまでも
あいつに縛られないで。
 
 
恋人
他人
 
過去に言われた言葉
過去の教え
過去の記憶
 
悲しかった思い
悔しかった思い
恥ずかしかった思い
 
もうそろそろ
いいんじゃないかな。
 
 
誰も縛ってなどいないと
気付いてるでしょ。
 
それらを使って縛っているのは
自分なんだ。
 
 
もういいよって
手放して
 
あの時はそうだったね
でも、今は違ってていいんだよって許可する。
 
 
マイナスをゼロに、するのは
もう終わりなんだ。
 
過去を基にして
今を生きるのはやめよう。
 
 
過去が今や未来を作るんじゃない。

未来が今に語りかけ
今が過去を作っていくんだ。
 
 
ふと出る
 
これやりたい
こうありたい
これを体感したい
 
思いついてしまった未来の自分。
そうなっていくまでの過去を今から作るんだよ。


例えば

未来のわたしは
笑って自分にありがとうと言ってる。
 
そんな未来の自分には
 
わたしがわたしに感謝してきた
過去が出来上がってるはずで
 
それを今この瞬間から作っていくんだ。
 
自分に感謝される選択をしていく。
自分が楽しいと思う選択をしていく。
 
 
そうしたら
未来も過去も
その通りになっていくんだ。
 
 
...
 
 
どんな人生も
どんな選択も
 
あなたが選んだもの。
 
 
人のせいにできることは
ひとつもなく
 
ただそう決めて歩んできた自分がいる。
 
 
そんな自分にありがとって
言えたらいいね。
 
 
そんなわたしを産んでくれた
お母さんにもありがと。