戦力の「あり方」が変わったら、当然に戦術も組み替えないといけない。
あえて「あり方」と表現したのは、
戦力そのものの変化だけでなく、
戦力の強さは相対的なものであり、
常に相手の戦力のあり方との比較によってその価値や意味、目的は変わるから、である。
さらに言うと局面によっても戦力の「あり方」は大きく変化する。
(局面判断において時間が大きく影響することについては、
1分チェスを指せば嫌でも体感することができる)
すなわち、およそ「戦い」における戦力と戦術のあり方は、
水のように流動的なものであるし、流動的であるとして向かい合わねば足もとをすくわれてしまう。