駒の損得を強く意識した上で、駒の損得から離れる、あっさりと捨てる。

この思考における自制心が保たれて初めてサクリファイスを指せる。

さらにその指し手の2手先3手先を着実に読む視野の広さ。

戦術の習熟と局面評価の充実の先にこそ、冷徹なサクリファイスは存在する。