剣道の記事を読んでいるときに

「構えには2種類ある。身構えと心構えである」という話があり、

非常に納得した。

 

構えというと一般的には「身構え」だけを指すことが多いが、

それは「身体」を通してきちんと「心」が出来ていなければならない。

すなわち、カタチとキモチである。

 

この点、居合道においては、「身構えと心構え」が同時に実現していなければならない。

日本刀の柄に手を掛けるということ、この重要性を理解しているか?

どのようなキモチで、そのカタチを取るのか。

 

斬るということは、斬られる覚悟をするということである。

ほんの少しのミスや迷いが致命傷となるくらいギリギリのところを取りにいくからこそ、

居合において敵を逆転できるのである。

 

すなわち、迷わないことが大切であるが、

まさにきちんとした「心構え」が必要であるという良い証拠である。