はじめましてこんにちはー。

にこやかに入ってきて、名刺を差し出しました。

 

また、男性の弁護士さんでした。40歳くらいの方で、私の緊張とは裏腹に気さくな印象を受けました。

 

夫婦関係という事で?離婚は今の所考えていらっしゃらないんですね?

 

はい・・。でも離婚という事になった時の事もお聞きしたいんですが・・・。

あの1件以来、自分の考えの軸がぶれ始めていました。

夫婦の修復がもうできなくなってしまう可能性があると思いました。

 

私の気持ちがどう動くかは予想が出来ず、かろうじて残っている夫が好きという気持ちだけが

今の自分を大きく迷わせていました。

その気持ちは、少しの事で夫が好きなのかも分からなくなるくらい不確かで、ただ単に

女の方に気持ちが向いている夫に対しての、意地だけなのかもしれません。

 

自分の気持ちすらも分からなくなっていました。

 

まず初めにお話ししたいのは、離婚するかしないかは、ボク達弁護士が、決める事ではないと

いう事をまず最初に理解いただけますか。

それは、本人様が決める事になりますので、そこはよく熟考したうえで判断してくださいね。

 

きっとよく言われるのでしょう。。迷っている多くの方が、どうすればいいですかね?と・・・。

私もその一人になりそうでした。決定できないことを自分の気持ちを無視して、第3者に委ねてしまう。

迷いが生じれば生じるほど、あるのかもしれません。

 

自分の心を読まれた恥ずかしさを少し感じながら、はい。分かりましたと言いました。