次の日夫は、予想より早く帰ってきました。

疲れた顔をして、○さんと一緒だと疲れるなぁと愚痴っていました。

女と過ごすはずだった夜を夫は、どんな気持ちで過ごしたのでしょうか。

私は、不安な夜を無理矢理に眠りました。

その日のメールは会議がどうだとか、会えないことが、寂しいとかそんな内容でした。その端端には、必ず女が体調の悪さを訴えていました。

もうすぐ会議だよえーんどこの席に座ろうかなショボーン

頑張ってねー!視察中~

げーW君が隣に座ってきたーガーン

え?何で?

分からない!すごい近いわ~どうしようえーん

逃げらんない?

無理もう始まるえーん

えーそれはやだ!少し離れてー。

無理えーん体調悪くなってきたえーん

逃げて!

無理えーん話しかけてくるえーん

えーハートブレイク

50の男女が交わす内容でしょうか。
内容がくだらなすぎるのですが、女にとっては、会えなくなってしまったストレスを夫のヤキモチで解消したい思いがあるのかもしれません。

その夜は、私の携帯が鳴ることはありませんでした。

しかし、メールのチェックをしているまさにその時、夫の携帯が、無音で三回青く光りました。

誰かに背後から見られていたかのようにタイミングよく光ったので、ドキリとしました。

受信メールのようです。こんな時間に・・・・。