バリサファリへ遠足
タームが終わる直前に、ジュナたちのクラスは遠足に行きました。
ターム1では絶滅危機動物のことについて、いろいろレポしたり、調べたりしていた彼ら。
やっぱり締めは動物園!というところかな?
ドライバーさんが足りないということで、急遽私もドライバーとして参加することに!
せっかく行くならと、末っ子デビも参加〜。
学校へ連れて行くと、たちまち「いい兄貴」になるジュナ。
出発までの待ち時間もデビをお膝で抱っこして相手してくれました。
お預かりした男子3人を乗せて、レッツゴー。
彼らの会話はとても不思議。
彼らの会話はとても不思議。
英語、インドネシア語、日本語が絶妙に混ざり合ってのおしゃべり。
みんなが縦横無尽に言葉を操るのが、ここバリでのスタンダード。
こんな子たちが、言葉の壁人種の壁を越えて行くんだろうな。
頼もしい!
だからこそ、優しい強い男になれよ、おまいら!!
(母、ドライブしながら別の意味で脳内暴走)
学校から団体でのバリサファリということで、ついたらすぐにサファリバスに乗って園内を回りました。子供達は身を乗り出して写真に撮ったり眺めたり。
解説のお姉さんが添乗員として乗っているんだけど、質問もじゃんじゃん飛び交う車内。さすが、思ったことはすぐ口に出てしまうインター生たち(笑)
恥ずかしいから質問しないとか、そういうのがない。
よく言えば、好奇心と積極性に溢れてるってやつです。
カバとか、テンション上がるわ〜(親の私が動物園ファン)
キリンもいるヨゥ〜。
バリの動物園は、常夏で、もともと彼らが住んでいた気候と、あまり温度が変わらないだろうから、日本とかで冬に見る悲壮感(寒くてかわいそう)とか感じないのもいいところ。
仲良しのお友達とカッコつけてみる。
デビもこの通り、ずっとにっこり。
団体さんで、スケジュールも、立て続けにショーを見られるような時間で組んであって、目白押し、盛りだくさん。
こんなバリサファリ初めてだわ!っていう充実度!
一番驚いたのが、バリサファリの動物たちのショー。
全てのショーが、「動物たちの生態、特性を紹介」するという「エデュケーションショー」になっていて、どういう特徴があるのか、もともとどんな種類の仲間がいるのかなど、ショーを交えて説明。
絶滅危惧動物に関しては、どうして絶滅の危機にさらされているのか、
バリの昔の原風景?を織り込みながらも、ショー仕立てで魅せてくれるというもの。
エンターテイメント性もあり、しっかりと勉強もできる、一度で二度おいしいやつ。
バリらしく、バリ舞踊っぽいのも取り込まれているという!
(昔のバリ王宮という設定だったかな?)
動物のショーっていうと、ただ面白おかしく芸をするっていう方が多いと思うんだけど、ここのショーは全然違いました。
デビも大喜びで一日中暑い中だったけど、しっかり自分で歩いて着いて来れてよかった!
象の乱獲の話、住む場所が人間の活動によって狭められて行き、村が象に襲われる話、だけど、象と助け合って行きて行く。
そんな象さんの今の現状、絶滅危機になってしまう背景を説明しながらのショー。
ショーが終わると、近くに行ってもオッケーという寛大さ(バリだなぁ)
ショーが終わると、近くに行ってもオッケーという寛大さ(バリだなぁ)
象さんと、自分で撮ったらしいセルフィー。
飼育員の方が蛇を連れてきてくれて、みんな触ってみています。
先生とクラスのみんなで回る動物園は、いつも家族でいく何倍も勉強になるものでした。
本当に暑かった一日。棒アイスが美味しかったね。
動物園や、水族館、生き物を扱う施設って、きっと賛否両論があると思います。
無理やり動物にショーを教えて、っていう感じで。
でも、バリサファリがやっているような、子供達に今の現状を伝えること、動物を守って行くために大事なことを伝えて行くことは、動物園だからできることでもあり。
小さな心に、動物を愛する気持ちが生まれる場所でもあるからなって改めて感じました。
ドライバーとしてでしたが、遠足を一番楽しんだのは私かも!?!?
本当に楽しく興味深い一日でした。