ミュンヘンショー仕入の小さな化石が入荷しました。
まずはウミユリの茎の化石から。
一番大きくて黒いものからパッケージしました。
黒っぽいものは、今回パッケージしたものよりやや小さいもの(写真では右下の集団)と小さなものはカフェにて販売後、年末に化石セットとしてラッキーバッグ販売となります。
右下の集団はミニチュア試験管入になります。
本日販売(きらら舎アップ)分は以下。
【Crinoid Stem / Pentacriuns sp.】
Pliensbachian(約1億9000万年前)
Blockley Brickworks,
Glouestershire, England
ウミユリ・・・・・なんてロマンチックな名前ですが、実際は海星や海栗と同じ棘皮動物の仲間で、現在でも、化石でみつかるものとほぼ同じ姿で、深海に棲息しているようです。
ウミユリの体の部分として、わかりやすいように「茎」と書きましたが、正確には「支持体」と呼ばれる部分です。
断面が星型をしていて、海星や海栗の仲間なんだなあとわかります。
この茎ならぬ支持体の先に、花弁のような腕がたくさんついていて、海中のプランクトンを捕食しています。
ラベルの下地に今回の化石となった支持体の上部分とその上に付いた腕の絵を印刷しています。
個体差はあるのですが基本的には選べません。
選んで購入されたい場合は、店頭受取にてご購入いただき、明日のカフェでお選びください。
発送は12月2日(月)から行うので、店頭で選べるのは明日のみです。