新入荷の柘榴石、微小結晶標本を2つ。
まずは灰礬柘榴石。
カナダケベック州の鮮やかな緑色をした結晶です。
灰礬の「灰」は石灰、「礬」はアルミニウムを示します。
名称は西洋スグリのGrossulariaに由来しています。緑色の小さな結晶が西洋スグリの実に似ているところから名づけられました
化学組成式でみれば透明ですが、褐色、緑色のものをよく見かけます。
褐色のものはヘッソナイトとも呼ばれています。
ちっこい結晶ですが、色は本当にきれいです。
ミニチュア試験管に入れるのはもったいない標本なのですが、あえて。