早々に梅雨入り宣言がされたものの、その日から、東京ではほとんど雨が降っていません。
この季節は時々、本物の夏より夏の記憶をよみがえらせる空気が立ち込める日があって、以前から
「懐かしい夏の匂い」がすると思っていたのですが、今日は、まさしく、そんな日曜日となりました。
そこで、ちょっと涼しげな標本です。
薄荷油の結晶の入った硝子壜の口を少し緩めて、一緒に机に置いてみると、
涼しい風が吹いてきます。
A
集合写真では右奥のものです。
B
集合写真では右前のものです。
置く角度によって、色合いや表情が表情が変わります。
C
集合写真では真ん中のものです。
母岩の形が平べったいので、置きづらいのですが、結晶はきれいです。
魚眼石の名前の由来は、魚の眼のようにギラリと光る角度があるからなのですが、
今回の標本も明るい場所で、いろいろな角度から眺めると、群晶の中のどれかが順番にギラリと光るので面白いです。
D
集合写真では左手前のものです。
E
集合写真では左奥のものです。