先週(6日)と今週(13日)の月光カフェがローマングラスフェアなので、きらら舎にも少しづつ撮影してアップを試みています。
カフェの在庫はたくさんありますが、角度によって変わる輝きを撮影するのに時間がかかるので、どうしても、きらら舎アップは少しづつになっています。
今日は、売りたくないなぁ(笑)と思う、お気に入りのものを5つ、アップすることにしました。
個別指定では月別に区切り、何回かに分けてのアップでもすべて同じ月内では、通し番号(アルファベット)をつけています。
なので、一昨日のA~Gに続けて、今日はHからスタートです。
H
小さな欠片ですが、強い寒色系のパティナを纏っています。
硝子の厚みもあり、断面にもパティナがあります。
ローマングラスの欠片の価格はサイズと厚み、形とパティナで決まります。
これが大きなサイズだったら、高額になるところですが、このサイズなので、
とにかくきれいな青系のパティナのものが欲しい!という方にはおすすめです。
I
Iの欠片も寒色系の強いパティナを纏っています。
形も面白いです。
カーブしている断面には同じような強いパティナがありますが、角にえぐれている部分はつるりとした硝子面なので、採掘された後、割れたものだと思われます。
J
この欠片はパティナはあまりありません。
硝子自体が波打つ形で美しいです。
穴もあけられていて、形もきれいに楕円形なので、このままアクセサリーに加工するのに適していると思います。
パティナが強いものは、ペンダントなどにして服に擦れると、パティナが剥離することがよくあるのですが、
このようにパティナが少ないと、それも安心です。
K
パティナには剥離しやすいものと、そうでないものがあります。
表面がクレーターのようになっていて、硝子自体に光沢があるような(メタリック塗装しているかのような)パティナは比較的剥がれにくいものです。
それに対し、Kのようなパティナはこすると剥がれます。
上の写真。
すでにものさしで擦ってしまった部分が剥がれているかと思います。
そこで、Kの欠片で、パティナを剥がす遊びをしてみます。
使うのはカッター。
セメントみたいについている白い部分をカッターでそぎ落とします。
落としたものがこんなの。
背景を黒にすればよかったですが、剥がした裏面がとてもきれいな虹色なのがわかると思います。
剥がした部分。
美しい虹色が現れています。
恐らく、他の部分でも白い部分を剥がすと、きれいな虹色が出現するでしょう。
遊ぶのはこのくらいにして、あとは、ご購入した方のお楽しみにとっておくことにします。
L
この欠片は暖色系のパティナも現れます。
形も美しく波打っています。
光に翳すとこんな感じ。
もともとの硝子の色がわかります。
以上。本日アップ分のローマングラス欠片でした。