カスロンは1772年にイギリスのウイリアム・カスロンがデザインした「カスロン・オールド」が有名で、他にもたくさんのカスロンの名が付く書体があります。
ベースはローマン体系のオールドスタイルで、仲間にはセンチュリー・オールドなどがあります。
右にあてているのは活字のスケール。
市販のプラスチック製定規では1/10mmの違いはなかなか見分けられませんが、このスケールだとよくわかります。
(店頭で販売しています)
現在の目盛は8ポイントのもの。
これが2目盛分なので16ポイントとわかります。
18ポイントのものもあり、その差は0.702mm。
2つ並べてみればわかりますが、ものさしで計っただけではちょっと不安です。
でも、このスケールだと、18ポイントは9ポイントの目盛に合わせて2つ分の目盛で。こちらは明らかに違うってことがわかるのです。
・・・・・と、活字スケールの紹介になってしまいましたが。
大き目のカスロン数字。結構、いろいろな場面で役に立ちます。
次は五号のほう。
こちらは、0から9までの数字に、A、J、Q、Kを加えたセットにしました。
ミニトランプ紙にぴったり使えます。