来月のカフェイベントは鉱物カフェ。
本当は、今年、いろいろあって、夏の鉱物カフェは中止しようかなと思っていたのですが、ワークショップをビスマスにして敢行することにしました。
鉱物手帖は、01水晶、02螢石、03雲母と作ってきましたが、04はやや小休止ということで、ビスマスと人工結晶というテーマにしました。
土曜日はビスマスを生成するワークショップ。
日曜日はビスマスを使った小さな宇宙匣を作るワークショップを行います。
箱のコラージュとしては、好きなものを限られた(あるいは閉ざされた)空間に詰め込む、いわば、マイクロヴンダーカンマー的なものをワークショップとして、今後もいろいろご提供していく予定です。
人工結晶としては、ビスマスのほか、きらら舎で販売している人工結晶生成キットを使ったものやミョウバンなども合わせて紹介します。
この流れで、結晶ではないのですが、人工琥珀を作っています。
一見、レジンみたいですが、松ヤニで作っていて成分的には琥珀と同じなので、人工琥珀。
まずは人工皮革が貼られた標本ケースに、古い外国書の頁紙片と羊歯の葉(押し花加工処理済)をうずめました。
こちらは小さな硝子壜。
歯車と、タイムの葉(押し花加工処理済)をうずめました。
いずれは本物の琥珀の欠片みたいなものや、型を使った琥珀の翼や球なども作ってみる予定ですが、まずはこんな試作から。
人工琥珀は他の樹脂とブレンドするといいそうなのですが、そうなると人工琥珀じゃない気がして。
見た目重視ならばレジンで作ればいいし。
あえて100%松ヤニで作っています。
欠片の状態からかなり透明度が高いハイランクのものを使っているので、結構きれいです。
本物の代用としての人工琥珀を作るわけではないので、あえて気泡もそのまま。
明日の月光カフェでお裾分けします。