ラピスラズリ。ラピスが石を、ラズリが群青色を表しています。
岩絵具としても古くから用いられていて、フェルメールの「青いターバンの少女」の青色が有名です。ラピスで作られた顔料はウルトラマリンと呼ばれます。
基本的に透明度の高い鉱物が好きだったので、青色好きなのにあまり扱いが少なかった鉱物です。
和名では青金石とか瑠璃と称されます。
もちろん、賢治作品にも登場し、賢治作品の中ではわたしが好きな青色、夜と昼の隙間の時間の色にも例えられてはいますが、基本的に寂しい表現に登場しているような印象があります。
ラピスラズリは黄鉄鉱と苦灰石を伴うことが多く濃い青に白色の天の河と金色の星々はまさに夜空のようです。
今回は銀河標本展でいくつかの原石標本と、研磨整形したものを販売しました。
比較的安価な標本ですが、濃い青色は粉にして深い海や湖や空の絵を描いてみたい衝動にかられます。
これらは店頭にて販売しています。
球状のもの。
宇宙に浮かんだ青き地球のよう。
銀河パッケージにして週明けにきらら舎にアップします。
卵型。
アオアズマヤドリが欲しがりそうな卵。
今回はサイズが異なるものを3つだけ入荷しました。
月光カフェ29日に合わせてたくさん届く予定なので、この3つは明日、きらら舎にて販売予定です。
小さいものは長さ38mm。大きなものでも43mmと鳩の卵くらいのサイズです。