まとめてたくさん撮影するには時間がないので、9月は少しづつ数回に分けました。
今日は3つだけ。
9月分 A
深い青色ベースの硝子の表面が強く銀化しています。
表面(緩やかな湾曲の凸のほう)には表面のうねりや流星の軌道のような平行に走る線(時間が経過した傷かも)に沿って部分的に強い銀化があり、裏面はほぼ全面が銀化しています。
本当は、この裏面の銀化。削って落としてみてもしたからもっと美しい面が出る場合もあるのですが、これは、永い間海底で眠っていたかのような(実際には砂の中で眠っていたわけですが)風化感があって迷うところです。
B
2つ目は厚みのある硝子器の底の一部のような形。
パステルカラーのパティナが美しい欠片です。
C
3つ目は、カフェでローマングラスの説明をするときに使うタイプ。
硝子自体は薄くて、薄いパティナが覆っているもの。
角度によって色合いが驚くほど変わるのです。
それで、光に翳すとほとんどのパティナが消えてしまいます。
今回のものは薄い水色の硝子がベースで、部分的にピンクがかっているのはパティナがかすかに見えているため。
それが、このまま日陰に移動すると、こんなにぎらりと光ります。