ハーモニカ関連の団体に関わって、もう10年以上になります。
ハーモニカ。
伴奏パートと主旋律を舌の右側と左側を使って同時に吹くという技があって、結構、極めると奥が深い楽器です。
自宅でそんな練習をしていた頃、当時の飼い猫の一匹が不思議と音色に惹かれて寄ってきて、そばを離れなかったのですが、Cのハーモニカと彼女の気になる周波数が似ていたのでしょうか。
今日は、お世話になっている楽器会社の方から、小さなハーモニカを卸していただくことになりました。
一つめは「Little Lady」。ハーモニカといえばHOHNER社というほど世界的に有名な会社のもので、小さいですが、本体は木製。リードは真鍮製です。
横幅は3.5cm。重さはわずか7.5g。リード数は8枚の4穴式ダイアトニックハーモニカです。1オクターヴの音域の音がでます。
アメリカの宇宙船VI-A号から宇宙飛行士ウォルター・シラーによって届けられた「ジングルベル」のハーモニカ演奏。重量制限の厳しい中で積み込むことができた楽器が、この「Little Lady」だったのだそうです。
スケール的には40cmドールにぴったりです。
もう一つ。実はLittle Lady より一回り大きな PUCK という機種。
1913年にリリースされたHOHNER社製の小型10ホールハーモニカのレプリカ版です。
リード20枚。3オクターヴ弱の音域がでます。
実は、これはまだ販売用は届いていなくって、写真は個人所有のものです。
ドールサイズとしては60cmスケールですが普通に携帯して吹いてみるにも、十分ハーモニカとしての機能を果たします。
Little Ladyは明日きらら舎にアップします。
PUCKは小さな百貨店で販売開始します。