鉱物・標本カフェ。無事終了しました。
ご来店くださいましたみなさま、ありがとうございました。
鉱物のカフェイベントは今回で5回目くらいなのですが、きちんと「鉱物カフェ」という名前で行ったのは2回目となります。
今回は「鉱物」に、「ジオラマ標本」「蛍光標本」「標本壜」「標本箱」「標本ラベル」などを合体させたイベントとなりました。「鉱物・標本カフェ」の妄想エピソードは http://kirara-sha.com/theme2 にまとめています。
そんなわけで、こんなうさぎと鉱物をコラージュしたジオラマ標本も作りました。壜の中の青い欠片はローマングラスです。
岩塩。横から見るとキノコの胞子のような感じ。
モロッコの蛍石。
蛍石はいろいろな国で産出され、いろいろな色のものがありますが、閉山してもなおアメリカイリノイ州産の八面体に割った蛍石、イギリス産の強蛍光のもの、中国産のもの。それとアメリカニューメキシコ州産、メキシコ産のものなどが比較的市場に出回っているものです。
今回はモロッコの黄色のものを1つだけ入荷しました。
これも蛍石。
スペイン産で重晶石を伴っています。
これは天青石。
天青石というと美しいエンジェルブルーの結晶を思い浮かべる方がきっと多いと思います。天青石の名称もあの青から名づけられたと言われているので、やはり主流はマダガスカル産の青い標本でしょう。
ところがこれも天青石。
トルクメニスタン産です。
トルクメニスタンは中央アジア南西部に位置し、カラクム砂漠が国土の85%を占めている共和国です。
これはアダム鉱。
メロンかキウイでこしらえたお菓子にココアパウダーをまぶしたようです。
スピネルというと、透明で真っ赤な小さな八面体の結晶を思いうかべる方が多いので、こんなものを入荷しました。
スピネルは実はいろいろな色があります。
今回はわざと変わりだねをいろいろ集めてみました。
残った鉱物標本、ジオラマ標本は本日よりきらら舎に少しづつアップしていきます。