本日よりローマングラスを少しづつ撮影してアップします。
まずは少し大きめのものから。
それほど大きくはありませんが、厚みもまあまあで硝子自体が光を放っているかのような強いパティナが出ます。
パティナの色は青と緑がきれいにグラデーションになっている中に、アクセントのように赤色が入ります。
厚み部分の断面も銀色に輝いています。
光に翳すとパティナは消え、気泡がたくさん入ったラムネびん色の硝子になります。
穴はありません。
B
これは長い形。
硝子器の口だったと思われる「縁」があります。
油絵のような濃い色のパティナが芸術的配置で現れます。
写真のセメントのように見える部分は剥がしてみると内部にパティナが存在する可能性があります。
また、剥がした粉も虹色に輝く場合が多くあります。
C
これは数日前に紹介したもの
http://ameblo.jp/sayanet/entry-10604136796.html
青い電灯が燈るようにパティナが現れては消えます。
瑠璃色と翠メタリックに輝くパティナが美しいのですが、どうしても写真に捉えることができません。
なので、写真は断念。
角度によって輝く青色と翠色がグラデーションで現れます。
これも硝子器の縁だったと思われます。
E
湾曲した形が美しい欠片。
パティナはやや優しいメタリックブルー。
明け方に青く輝く空の光に似ています。
F
ベースの硝子の色が淡いペパーミントグリーンで、ゆるく湾曲しているため、儚げですが、厚みは結構しっかりあります。
表面がややデコボコしていて、深い海から引き上げられた宝物のようです。
硝子の透明度が高いので、裏面のデコボコやパティナが透けて見え、それがまた海の中の揺らぎのような風情です。優しい翠のパティナが角度によって青味を帯びます。
一部、銀色の部分も(一番下の写真に顕著)あり一段と輝きます。
本日は以上6点のアップとなります。
明日は小さめなものをアップしてみます。