さきほどのスピネルとは対象的に、安価で入手できるアレキサンドライトです。
通常、この鉱物は宝石レベルのものは非常に高価で(合成品もかなり多く出回っています。安くてきれいなものは合成品と思って間違いありません。)、なかなかコレクションに加えることができません。そこで、小さくって、ややへなちょこな標本ですが入荷しました。
アレキサンドライト(Alexandrite)は和名もアレキサンドル石ですが、大きく分類すると金緑石(Chrysoberyl)となります。
金緑石ではキャッツアイなども仲間。
アレキサンドライトなんていうたいそうな名前は、1942年に、当時のロシア皇帝AlexandrIIのちなんで命名されたそうです。
アレキサンドライトは自然光や蛍光灯の下では青緑色を呈し、白熱灯下では紅色を呈するとされています。
下の写真。
自然光で撮影していますが、菫色~藍色に写っています。
しかし、肉眼ではもっと緑色です。
直径30mmのアルミ缶に入れてお届けします。