豆本フェスタが終了したので、次の日曜日のドールイベント「ドールチックプラス」分を残して、小さなノートをきらら舎にアップすることにしました。
サイズは22×27mm。
小さめな切手くらいの大きさです。
表紙まわりは孔版印刷でレトロな感じにしています。中紙はオフセット。製本し易いようにマットコート紙を使いました。製本は糸綴じです。
もともとは、PF(Pocket Fairy)という小さなドールサイズの本立や本棚用のノートや豆本を作ろうと思ったもので、KentStudioの新作のPFライティングビューローにもピッタリです。
ノートは4種類。
豆ツバメノートとほぼ同じデザインの「水晶」と、孔版印刷+わら半紙のオリジナルノートとほぼ同じデザインの「懐中時計」。
これは罫線のノートです。
そのほかに、結晶學で使う設定の「雪の結晶」観察ノート。
中ページは、PFが雪の結晶を観察してスケッチした(ということになっている)雪の結晶のイラストが1ページに1つ描かれています。雪の結晶は全ページ(ページ数は16ページ。そのうち雪の結晶のページは14)違うものです。
4つめは「紋章學」のノート。
これもPFが授業でとったノートの設定です。
きらら舎のスタンプカテゴリーDUOで販売しているオリジナル亜鉛版スタンプに紋章のベースがあり、ここに五号活字の花形やアルファベットを押すと自分の紋章が作れるのですが、その解説でもあります。
……なので、こんな感じ。
これが亜鉛版スタンプの柄。
紋章にはいくつか種類があります。
全てのパーツをきっちり描いたものが大紋章ですが、亜鉛版スタンプで作るものは小紋章となります。
大紋章はこんな感じ。
各パーツの名称が書かれています。
その他のページには紋章のパーツのイラストが描かれています。
実際には紋章は線画ですが、これはPFが授業で描いた絵なので、色も塗ってあります。