本日販売分のローマングラス2点・。
先日のランタン祭用に入荷した中に、数点とっておきものがありました。
それでも宝石販売の方々が扱っているような数万のものではありませんが。
本日は、その中からお気に入りの2点をアップします。
K
破片状のものが多い中で、これだけころんとしたビーズ状です。
ベースの硝子の色は翠色。角度を変えてくぼみの中を覗き込むと、中で翠や青の光が踊ります。
くぼみのないほうの面は虹を纏った金色の流れがあります。
側面も流れがきれいです。
流れの中に青や翠やピンクの光りがあります。
L
木の葉のような形です。
厚みがあります。ここに出現するパティナもきれいです。
強い輝きのあるパティナです。青と翠がバランスよく入り混じっていて神秘的な輝きです。
硝子の色が薄いミントブルーでパティナが消える角度や光に翳すと、もとの硝子の透明感がまた爽やかです。
パティナは光に翳すとかなり薄くなります。もとの硝子の色や銀化の状態にもよりますが、まったく消えてしまうものも多くあります。
黒っぽい紙の上に置けばパティナは顕著になります。
もとの硝子の色を確認するために、光に翳し、パティナを確認するために黒い紙の上に置いたりしてみるのですが、このローマングラスを光に翳すと、それまで強く輝いていた青と翠のパティナは消えて、なぜかピンクのパティナだけがうっすらと見えました。
反対面は青と翠の流れるような模様。
パティナが一番強くでる角度では上の写真で翠に見える部分の中心が、もう少し金色になります。