活版活字はまず母型を手で彫って、それに鉛の合金を流し込んで鋳込みます。
小さななサイズのものは機械で作ることができますが、初号や一号などの大きなものは手鋳込みで鋳造します。
しかし、現在は手鋳込みで鋳造できる職人さんがいなくなってしまいました(ワークショップなどでは行っていることがあるかもしれませんが)。
一応、交渉はしているものの、初号で魅力的な図案は亜鉛版として制作する方向で活動を始めました。
今回の初号入荷以降は指差しマークと、野球おじさんやよくわからないような図案を少し残すのみです。
今回も最終一つ前の入荷のため、一点ものが多くなっています。
まずはお相撲さん。
顔が描かれていないので、後からいろいろな顔を書き足すと面白いです。
次は扇子におかめ。
図案としてはくっきりしていてきれいです。
次は鳥モノ2点。
まずは山を背景に雁の群れ。
もう一つは鷺。