今日、仙台から知人がカフェを訪ねてくれました。週末のイベント準備のためモノが溢れた中、近況や猫の話をして、楽しいひとときでした。
帰りがけにその方が一粒の実をくださいました。
正確には複数の実を掌に乗せて、「どれか、どうぞ」と。
小さな胡桃のような菩提樹の実でした。
「いくつに分かれています?」
見るとその実はきれいに5つに分かれていました。
ルドラクシャと呼ばれるこの小さな菩提樹の実は1面から14面まで分れ方がいろいろあって、その分かれている面の数によって意味があるそうです。
1面(エークムキー)のルドラクシャは「パラマブラフマー(最高神ブラフマー)」の呼称を持ち、 「あらゆる恵みが与えられる」
2面のルドラクシャは 「シヴァ・シャクティー(シヴァ神およびその妃パールヴァティー女神)」の呼称で、「調和、統一をもたらす」
3面(ティーンムキー)のルドラクシャは 「ブラフマー・ヴィシュヌ・マヘーシュ(ブラフマ神、ヴィシュヌ神、シヴァ神の主要三神)」の呼称で、「罪を取り除き、精神的、身体的強さをもたらす」
4面(チャールムキー)のルドラクシャは 「チャトゥラーナナ(四つの顔を持つ者の意味で、ブラフマ神の異名)」の呼称で「女神サラスワティーの恩恵を受け、知性、魅力を増大させる」
5面(パーンチャムキー)のルドラクシャは 「パーンチャムキー(シヴァ神の妻)」の呼称で、「平安なこころをもたらし、心身を強化する」
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5面のものが一番多いそうなのですが、面白いことに、チャオダムキー(14面)くらいになると8万~10万円もするようです。
見た目的には5面、6面のものが一番可愛いです。