フジイさんの『鉱物アソビ』のカフェ写真にも登場している木製標本箱。
これは、まだラベルやケース付きで入荷していた時代(10年くらい前)に、ハイランクなものを木製の標本箱に蒐めたものです。
標本箱の塗装がラベルの紙やオーケン石に移ってしまったため、作り直すことにしました。
標本も、ケース入りのものをそのまま台座ごとはめ込んでいたり、ラベルも付いてきたものそのままなので、かなりの手抜き標本ですが、鉱物自体はその入荷で一番いいものをセレクトして着服しているので、いいものばかりです。
特にイリノイ州産の螢石はこの標本箱に3つあるのですが、まだ市場にたくさん出回っていた時期のものなので、ピンクだったり、グラデーションのあるものだったりします。イリノイ州産の螢石は他の産地のものに比べ、透明度が高いのが特徴ですが、この虹色にも見えるものは10年前ならではです。
メキシコオパールも燃えるような色で、このままアクセサリーにしても素敵かもしれません。
アクアマリンも透明度が抜群。
ムーンストーンは台座のゴミが付いて撮影されてしまいましたが、透明度の高いところとミルク色に白濁しているところが層になっていてとてもきれいです。
思い切って今回、手放してしまって、今度は12月のエンジェルフェスタに向けて、もっと個性的な雑貨的標本箱を作ってみる予定です。