木枯らしのエチュード~トワイライトブルーの理由~ | 天氣後報

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木枯らしのエチュード。ナンバリングではNo.51となります。



天氣後報-木枯らしのエチュード

カレイドスコープが紡ぐ映像に、全く同じものは2つとありません。

それで、撮影した写真をアップする際には6から10つの映像を並べています。


今回のものもすべて一つのスコープが紡いだ像です。


実は、今回、蛍光砂の粒を入れてみました。


天氣後報-きらら舎蛍光砂

蛍光砂として販売しているものには数種類ありますが、これは粒が粗いもの(蛍光石を細かく砕いたようなもの)です。

異なる蛍光色を呈する2種類の粒を入れました。

星のシルエットを出したかったので、鉱物ではないのですが妥協して、有孔虫の化石、つまり星の砂も入れました。

右が自然光で見た映像です。蛍光砂も、白磁・青磁のようにぼんやりと光って見えてまあまあです。これに光をあてて暗闇でのぞいた写真が左側。

早く蓄光させるためにブラックライトを照射してからのぞいています(のぞきながらブラックライトをあてないようにしてください)。


昼と夜の間の時間に、すべてを青く染めて輝く空の色に似ていました。


2色の蛍光(きらら舎ではコバルトブルー=やや翠がかった青色とトワイライトブルー=冷たい青色と呼んでいるもの)のうち、コバルトブルーのほうが、蛍光が強く光が大きいのですが、隙間の真っ青な部分がトワイライトブルーの蛍光で、見える分量によっていろいろな 空 を見ることができます。