3月から、第一土曜日の午后3時から9時まで、KentBarが開催されます。
第一土日はカフェイベントもやっているので、つまりは3時からKentBarメニューも注文できるようになるというだけなのですが。
Barの目的は「氷河の氷」を愉しむこと。
これはグラスに対して大き過ぎですが、とりあえず撮影してみました。
この氷は、何万年もの間、降り積もった雪が、その重みで硬く締まってできた天然の氷です。もともとが雪なので、たくさんの空気が気泡となって氷中に閉じ込められています。つまりは太古の空気の冷凍保存でもあるわけです。しかも圧縮されているので、飲み物の中で氷が融ける時、閉じ込められていた気泡が弾けて,パチパチと音がします。
小さな小さなその音は、古いレコードに針を落として曲が始まる前の、あのノイズに似ています。
味はというと、かなり美味い。
酒呑みの我が家では、氷はロックアイスを使っているのですが、同じお酒とは思えないほど味の差がありました。もともと「太古の空気が解き放たれる音」を聴きたくて仕入れた氷でしたが、あまりに美味いので、カフェにいらっしゃる方にも味わってもらおうということになったわけです。
天然の氷ですが、アラスカ政府や日本の食品許可証付きです。
現在は、「音」が一番よく聴こえるグラスを検証中です。
(それにかこつけて呑んでいるだけといううわさもありますが)
ウヰスキーに入れたところ↓
クリックして拡大すると気泡が少し見えます